2009年 10月 02日
モノクロ考

昨日の県展の入賞に際してはたくさんのコメントありがとうございました!
入賞作品は早ければ明日、ブログにエントリしようと思っていますのでお楽しみに!

さて今日は一休みをして、モノクロについて少し書いてみようと思います。
私自身、最近モノクロの現像が多くなってきました。
デジタルの場合、彩度をゼロにしてモノクロ化することが一般的だと思います。
でも、RAWで撮った場合には、せっかくなのでRAWでのモノクロ化をしたいですね。
理由は一つ、カラーフィルタ効果が使えるからです。




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まずは、ホワイトバランスはオート、ピクチャースタイルは風景として、私が一般的に現像しているカラーの手法。
露出は赤で測っていますが、露出補正をかけていないので明るめの赤い色が出ていますよね。




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次が、ピクチャースタイルでモノクロを選い、カラーフィルタは無しの場合。
赤がやや濃いグレーで再現されています。
おそらく、彩度をゼロにしてモノクロ化した場合にはこの色に近いのではないでしょうか?




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次が、カラーフィルタを黄色に設定した場合。
殆ど無しと変わらないように見えますが、赤が少しだけ明るくなっているのが判ると思います。




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次は、カラーフィルタをオレンジにした場合。
人によっては、モノクロであっても最も赤っぽく感じるかもしれません。




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次は、カラーフィルタを赤にした場合。
最も明るく表現されており、赤が白く表現されています。
元画像を見ると最も違和感を感じるかもしれません。
でも、最もコントラストが高く、個人的には好きなモノクロです。




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最後は、カラーフィルタを緑にした場合。
今度は最も色が濃く表現され、元の色が赤だった事が判らなくなります。




カラーフィルタはフィルム時代から愛好している人も多いのではないでしょうか?
カラーフィルタは特定の色を通過させないことを利用して、モノクロの場合にはコントラストを強調するために使われてきましたし、カラーでも特定の色を強調する場合等に用いられてきました。


応用としては例えば、スナップなので緑色の下地に赤い文字で書かれた看板等は彩度を落としてモノクロにしても文字は目立ちません。
でも、赤フィルタを使えば、緑色の下地はグレーに写り、文字は白く写るので文字をはっきりさせることができます。


デジタルカメラの場合、その他にも色調を変える機能等があり、セピア色等で現像する機能がありまが、私自身は色調を変えるのは好きではなく、白と黒の濃淡で表わすモノクロが好きです。

RAWでもモノクロ現像は、彩度を落としてモノクロ化するのと比べ、表現の幅が広くなります。
また、何度現像を繰り返しても元画像が劣化しないという強みもあります。

デジタルを使って写真を楽しんでいる皆さん、たまにはモノクロ写真を楽しんでみるのも良いですよ。
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by chihiro426c3 | 2009-10-02 22:54 | Coffee break


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